どうもこんにちはー
Tさんです。
さて、私のメインウクレレと言えばご存知(?)元ジャンクのFamous FS-1Gですよね。
初めて購入した(ちゃんとした)ウクレレとして活躍してきたFS-1Gですが、実はしばらく前からブリッジが壊れかけていました。
それでもなんとか使ってきたのですが、いつ本格的に壊れるかわからない、そんなウクレレを弾き続けるのは精神衛生上よろしくありません。
てことで、今回は壊れたブリッジを修理してみました。
ブリッジの壊れかけっぷりを見てみよう
それでは早速写真をどうぞ↓
ぱっと見は表面がめくれているだけですね。
実はこれ、引っ掛けていた弦の結び目が溝を通り抜けて外れたときにめくれたのです。
それにともなって溝も広がってしまい、弦が外れやすい状態になっていました。
弦の結び目を大きくしてなんとかしのいでいたのですが、何度か弦が外れ、そのたびに溝は広がっていきました…。
どうやって直す? 方法を考えよう
ブリッジを直す方法はいくつかあって、私が思いついた限りでは以下の4つの方法があります。
A. 木材を調達し、ブリッジを新造する
B. 他のウクレレから調達して取り替える
C. 市販品を購入して取り替える
D. 壊れた部分だけをカットし、木材を継ぎ足す
結論から言うと、今回は「D. 壊れた部分だけをカットし、木材を継ぎ足す」方法を選択しました。
A,B,C案は共通して「ブリッジを取り外す必要がある」ため、これを避けるためにもD案にしました。
ブリッジの取り外しにまで手を付けてしまうと、場合によってはボディの塗装にも影響が出そうなので避けたかったのです。
また、D案では補修した部分との境目が目立つ可能性がありますが、「まぁ目立っちゃってもいいかな」って思った次第です。
それでは修理へ
破損箇所をカット
まずは壊れてしまったブリッジの溝部分をカットします。
ただ、手元の工具では壊れている4弦部分のみのカットは難しそうなので、思い切ってすべての溝をカットします。
ではカットの模様をご覧ください↓
なおカット時にはボディを傷つけぬよう、不要なクリアファイルで養生しました。
申し訳ありませんm(_ _)m
継ぎ足すパーツを作る
手元にあった木材はハワイアンコアとローズウッドでしたが、今回はサイズが程よく、加工も楽なハワイアンコアにしました。
で、切り出したハワイアンコアのブロックを削って磨いて、ブリッジにピッタリのサイズにしていきます。
↓いつものヤスリ↓
そしてついにパーツが完成!
パーツの接着と、ブリッジの塗装
さて、ここまで来たらあと少し!
まずはブリッジにパーツを接着します。
使うのはもちろんタイトボンド3↓
接着と最後の整形が終わったので、塗装に入ります。
今回は着色せず、クリヤスプレーを吹くだけです。
最後に弦を張ってみました。
少し耐久性に不安がありましたが、さすがはタイトボンド。
ビクともしません。
おわりに
今回は「【ウクレレDIY】溝が広がって壊れたブリッジを修理!」と題して、ブリッジの補修の様子をお伝えしました。
いつものことながら思いつきでのDIYでしたが、なかなか上手く行ったと思います。
これからもFS-1Gが壊れたら、できるかぎり修理して使っていきたいなと思っています。
それではまた~
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