どうも
Tさんです。
突然ですが、みなさんのウクレレにはどんなペグが付いていますか?
ものによってはペグのつまみが汚れやすく、目立つ汚れがついてしまっているかもしれません。
今回は気になるペグの汚れの原因を取り除くべく、Famous FS-0Pのギアペグを分解してつまみを整形してみます。
真似される際は自己責任でお願いします。
なんでペグは汚れるの?
まずは百聞は一見にしかずということで、最近購入したFS-0Pのペグの汚れを見てみましょう。
ペグのつまみの側面に茶色っぽい線が見えますね。
これって実は、「パーティングライン」という筋に汚れが付着しているんですね。
パーティングラインはプラスチックを成形する際に、金型の隙間にプラスチックが流れ込んで生じるもので、安価なプラスチック製品にはつきものです。
また、プラスチックの成形によるものとして、ゲート跡もあります。
こちらはプラスチックを流し込んだ箇所で、処理が甘いと上の画像のように汚れが溜まってしまいます。
作業開始
それではペグのつまみに汚れが付着しないように、表面を整形しましょう!
まずはペグを分解
ペグを分解してつまみ部分を取り外したほうが作業がしやすく、ウクレレ本体を傷つける恐れもなくなります。
まずはペグを回して弦を緩めていきます。
次にヘッド裏側のネジを外し、ペグポスト(弦の巻かれている柱)を取り外します。
外れました。
そして分解も最後の作業。
つまみと、それに繋がる軸を取り外します。
紙やすりなどで整形
つまみが取り外せたので、ペグを紙やすりで整形していきます。
小さな段差であるパーティングラインを削るので、紙やすりの目は#800→#1500→#2000の3つを使いました。
また、紙やすりでの作業の後、#3000のスポンジシートでも研磨しました。
なお、ゲート跡については彫刻刀の丸刀であえて堀ってからヤスリで整え、汚れがたまりにくいようにしました。
そして、最後の仕上げとして#8000のコンパウンドでをつけた布で磨いて完成です!
おわりに
今回は「ウクレレのペグが汚れる?綺麗に整形しよう![Famous FS-0P]」と題して、ペグのつまみを整形して綺麗にしました。
目につく汚れって気になりますから、これでスッキリしました。
ウクレレは手に取るものですから、綺麗になるととても気分がいいですね。
ペグの汚れが気になる方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
それではまた~
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