スポンサーリンク
どうもTさんです!
今回はウクレレの本を検索すると出てくる、あの気になる本「ウクレレ上達100の裏技」のレビューになります~
「ウクレレ上達100の裏技」ってどんな本?
「ウクレレ上達100の裏技」は、リットーミュージックから出版されている「100の裏技」シリーズの一冊です。
この本の著者でギタリスト&ウクレリスト&ライターのいちむらまさきさん(Twitter)は、このシリーズのうち「アコギ上達100の裏ワザ」や「ギター作曲100の裏ワザ」なども執筆されています。
教則本ではないし、楽譜集でもない
この本は教則本ではありませんので、本を読むことで段階を追って上達していくというものではありません。
また、楽譜も短い例が載っているだけで、楽譜集でもありません。
ではどんな本なのか。
それは、
教則本と楽譜集の間を埋める読み物
だと思います。
本の狙い
上に書いたように、この本は教則本と楽譜集の間を埋める読み物であると思います。
これは著者のいちむらさんも本の冒頭で述べていますが、そのとおりの内容だと思います。
本書は、「教則本」から「楽譜集」や「楽曲集」へ移るに当たっての「攻略本」を狙って執筆したものです。
2008年 株式会社リットーミュージック いちむらまさき 『ウクレレ上達100の裏技』3Pより引用
ブログやコラムの記事を集めたような、そんな本
よりわかりやすく表現すると、
・雑誌のコラムを集めたような、ブログの記事を集めたような本
・著者は音楽を生業とするプロ
といった感じでしょうか。
その名の通り、100のテーマ(!?)に沿って書かれた本ですが、それぞれのテーマは1ページもしくは2ページで完結しているのでとても読みやすい印象です。
テーマが100もありますから、手に取る人によってはかゆいところに手が届くでしょう。
スポンサーリンク
初心者にとってはどうか?
初心者にとっても有益な情報がたくさんあると思います。
ウクレレを始めるときのアドバイスや、練習に役立つ情報もあります。
ただ、音楽理論の知識(特にコード)が多少ある前提で書かれた部分もありますので、私のようにウクレレのみならず楽器初心者という人にとっては難しいと思うところもありそうです。
まぁ上に書いたように、教則本より少し上のレベルを狙って書かれた本なので、教則本に書いてあるような内容は知ってる前提ということなのでしょう。
「100の裏技」と言うより「100の小技」
本のタイトルには「裏技」とありますが、「裏技」ってその技を使うと劇的に問題が解決したり簡単になるものという印象があるんですよね~(←個人的な感想)
なので、「裏技」と言うより、知っていると得する「小技」がたくさん載っている本であると私は認識しています。
結局「買い」なのか?
「ウクレレやってみてはいるけどヒントが欲しい」
「もっと知識が欲しい」
「ウクレレ経験者に色々聞いてみたいけど身近にいない」
そんな方は「買い」だと思います!
十分な量のある読み物ですから、楽器が手元になくて練習できないときでも、ウクレレについてより深く知ることができるでしょう。
ご本人による動画も発見!
著者のいちむらさんはYoutubeでの活動もしていらっしゃいますが、この本の内容からいくつか抜粋して動画を作成されています。
リンク先↓のプレイリストを是非ご覧ください。
終わりに
今回のレビューはいかがだったでしょうか?
ウクレレをやっていると楽譜集や教則本に目が行きがちですが、こんな読み物もあるよ~というご紹介でした。
セブンネットショッピングによると「絶版重版未定」となっていて入手は容易ではないかもしれません。気になった方は中古本も含めてお探しになってはいかがでしょうか。
それではまた~
スポンサーリンク